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文廟(Van Mieu)は1070年に孔子を祀るために建立された廟で、1076年には境内にベトナム最古の大学が開設されたとのことで、ベトナムの学問の総本山みたいなところだったようです。
最初入口が分からず大きな境内の外周をまわってしまいましたが、ようやく南側のクオックトゥザム通り側に入口を見つけ入場しました。
入場料は20,000VND/人。
白亜の門をくぐって境内に入ると緑も多くとても落ち着いた雰囲気で、ハノイのけん騒とは別世界でした。
奥に進むと、19世紀の阮朝時代に建てられた奎文閣がありました。
奎文閣は10万ドン紙幣にも描かれている建物で、池の周りには、有名な亀の台座に乗った82の石碑が置かれていました。
石碑には科挙試験(官吏登用試験)の合格者名が記されており、この亀の台座に乗った82の石碑は、「世界記憶遺産」とのことです。
また、もっとも奥にある本殿はいわゆる中国風の建物で、孔子を祀っていました。
30分程度で一通り境内を廻った後、文廟を出ました。
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