成都市内観光 道教寺院の青羊宮 無病息災を願う

成都2日目の観光の続きです。

金沙遺址博物館を見学した後は、青羊宮へ向かいました。



地下鉄を利用して青羊宮へ

金沙遺址博物から青羊宮へは、金沙遺址博物館駅から地下鉄7号線に乗車し、文化宮駅で4号線に乗り換え、中医大省医院駅で下車しました(地下鉄料金:2RMB/人)。

中医大省医院駅から、一環路西二段を南方向へ15分ほど歩くと、青羊宮に到着しました(金沙遺址博物館からの所要時間は約40分)。

青羊宮は道教寺院

青羊宮は、道教を開いた老子が青い羊に乗って、ここで教えを説いたという伝説に基づいて、唐の時代に建てられた道教寺院です(現在の建物は清代のものとのこと)。



入場料は10RMB/人でした。

道法自然

老子は春秋時代の思想家で、青羊宮の入り口には、彼の教えである「道法自然」と書かれた看板がありました。



見どころは八卦亭と三清殿

青羊宮の主要な建物は南北一直線上に建てられており、見どころは、八卦亭と三清殿(無極殿)になります。

八卦亭は下部は四角形、中部は八角形、上部は丸形の三層構造からなっている独特の造りで、これは道教の基本理念となる陰陽世界につながるものだそうです。







三清殿前の一対の羊の像

三清殿前には、一角の羊と双角の羊の銅像があります。





一角の羊は青羊と呼ばれていて、十二支の動物の特徴を持っていているそうです。



耳はネズミ、鼻は牛、爪は虎、口はウサギ、角は龍、尾は蛇、顔は馬、ひげは羊、首は猿、目は鶏、腹は犬、尻は猪とのこと。

これらの羊の銅像には無病息災の御利益があるとされ、多くの観光客が銅像に触れていました。



40分ほどで青羊宮の見学を終え、次は青羊宮に隣接している琴台路へ向かいました。

つづく。

この旅行記を最初から読む→三国志と世界遺産、パンダのふるさとを巡る成都8日間の旅