成都市内観光 武侯詞博物館は三国志時代の蜀の英雄たちを祀る

成都3日目の続きです。

12時に文殊坊の「陳麻婆豆腐」を出た後、武侯詞博物館へ向かいました。



文殊坊から武侯詞博物館へ

地下鉄の文殊院駅から地下鉄1号線に乗車し、省体育館駅で3号線に乗り換えて、高升橋駅で下車しました(3RMB/人)。

高升橋駅からは歩いて15分程度で武侯詞博物館に到着しました。

所要時間は、陳麻婆豆腐を出てからおよそ1時間でした。





高升橋構内や途中の通りには、三国志のエピソード(桃園の儀、三顧の礼など)が描かれた壁画が掲げられており、三国志ファンにとっての聖地のような感じになっていました。





実際、三国聖地という石像もありました。



武侯詞博物館

武侯詞博物館は、三国志時代の蜀を建国した劉備や天才宰相と言われた諸葛亮などの英雄たちを祀っている祠堂で、1671年に現在の姿に再建されたそうです。

入場料は、冬季は通常の半額ということで30RMB/人でした。



漢昭烈廟と書かれた門から入場すると、まずは劉備殿があり、ここにはにこやかに微笑む劉備の巨大な像が納められていました。





奥に進むと、諸葛亮殿があり、賢そうな諸葛亮の像がありました。





さらにその先には、桃園の故事にちなんで、劉備、張飛と関羽の3名を祀った三義廟があり、中には、3人の像が鎮座していました。





劉備

張飛
関羽



また、武侯詞博物館の西側には、劉備の墓(恵陵)があり、劉備は223年にここに埋葬されたそうです。



この墓は高さ12m、周囲180mの小高い丘のようになっていて、周囲を歩くことができました。日本の古墳のような感じでしょうか。



恵陵の脇にはきれいな竹林の回廊が整備されていました。日本の京都のような感じで、のんびりと散策しました。



13時30分過ぎに武侯詞博物館を出て、隣接している錦里へ向かいました。

つづく

この旅行記を最初から読む→三国志と世界遺産、パンダのふるさとを巡る成都8日間の旅