アンコールワット十字回廊 森本右近太夫の落書きは必見ポイント

 カンボジア旅行記3日目

世界遺産アンコール遺跡と首都プノンペンを巡るカンボジア9日間の旅

3日目は、ホテル(HARI Residence & Spa)で手配した「Small Circle Tour」で、アンコール遺跡群を1日かけて観光しました。

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アンコールワット見学の続きです。

第一回廊の次は十字回廊を見学します。

森本右近太夫の落書き

十字回廊の柱には、1623年にこの地を訪れた森本右近太夫という江戸時代の武士が残した日本語の落書きが残っています。

彼はここをインド(天竺)の仏教聖地(祇園精舎)と勘違いしたそうですが、400年前の落書きが残っていること自体が、すごいことだと思います。

この落書きは、日本人には必見の見学ポイントとなっていて、ガイドブックでも紹介されていますが、おそらく日本人以外の観光客には知られていないようで、落書きの柱を見つけるのに苦労しました。

落書きには、父母の幸福を願って4体の仏像を奉納したことが書かれているそうですが、残念ながら現在では落書きは全く判読できませんでした。

沐浴池跡

十字回廊には、4つの沐浴池の跡があります。

現在、全く水は残っていませんが、当時はアンコール王朝の治水技術の高さを誇示した権威の象徴だったと考えられているそうです。

また、十字回廊の柱や天井をよく観察すると、創建当時の朱色が鮮やかに残っています。完成当時は、砂岩の表面は朱色に塗られていたそうです。


十字回廊を見学した後は、裏参道側へ戻りンコールワットを退場しました。

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アンコールワットでの見学時間は2時間でした。

つづく


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