カンボジア旅行記3日目
ホテル(HARI Residence & Spa)で手配した「Small Circle Tour」で、アンコール遺跡群を1日かけて観光しました。
関連:世界遺産アンコール遺跡と首都プノンペンを巡るカンボジア9日間の旅
バイヨンへ
アンコールトム(Angkor Thom)に到着後、その中心に位置するバイヨンから見学を始めました。
バイヨンは、12世紀にジャヤヴァルマン7世により建てられた仏教寺院です。
ジャヤヴァルマン7世はアンコール王朝が頂点を極めた時の王で、このアンコールトムのほか、バンテアイクデイやタプロームなど多くの寺院を建立し、また地方へ通じる街道なども整備しています。
バイヨンは、宇宙の中心で神々が住む聖地とされたメール山(須弥山)を模して造られており、クメールの微笑みとされる49の巨大な観世音菩薩の四面仏塔が有名です。
バイヨンには東側(東門)から入場するのが一般的なようですが、入場はどこからでも可能なので、我々は北面から入場しました。
北門に坐する後世に持ち込まれた仏陀像
リンガ
第一回廊から内部へ入ります。
第一回廊の内側には、第二回廊があります。
第二回廊は度重なる増改築により、迷路のような複雑な構造になっていました。
第二回廊から、さらに急な階段を昇って上部テラスへ出ました。
上部テラスには、中央に高さ43m、直径25mの巨大な中央祠堂が建っており、中央祠堂の周囲には16の四面仏塔が建っていました。
四面仏塔はクメールの微笑みと呼ばれ、その穏やかな微笑みは、それぞれ少しずつ表情が異なるそうで、日本人にはどこかなじみのある感じがして癒されました。
バイヨンを30分程度見学し、引き続きアンコールトム内を散策します。
つづく
0 件のコメント :
コメントを投稿