成都観光 世界遺産都江堰 李親子を祀る二王廟を見学

成都4日目、現地プライベートツアーの続きです。

楽山市内で昼食を取った後は、12時40分に次の目的地である世界遺産の都江堰へ向けて、専用車で出発しました。

ツアー概要:世界遺産楽山大仏と都江堰を巡る現地プライベートツアー

都江堰

都江堰は成都の北西60kmに位置し、岷江の氾濫対策のために、2200年前(紀元前3世紀)に李親子により造られた利水・灌漑施設です。



自然の地形を巧みに利用して堰を造り、現在でも成都平原5,300k㎡の農地の灌漑用として利用されているそうです。



玉塁山公園

15時30分に都江堰に到着し、堰の東岸にある玉塁山公園から入場しました。



玉塁山公園は小高い丘になっているので、ここからは都江堰の全景を眺めることができ、そのスケールの大きさを実感しました。





二王廟

玉塁山公園内には複数の史跡があり、特に都江堰を作った李親子の徳をたたえるために建てられた二王廟が有名とのことでした。


二王廟は2008年5月の四川大地震で倒壊したそうですが、訪れた時には完全に修復されていました。





途中、鄧小平の「造福万代」という言葉が掲げられていました。造福万代とは、自然とうまく調和することで、人々に福をもたらすという意味だそうで、まさに都江堰のコンセプトと合致している言葉になります。



玉塁山公園を散策後は、いよいよ都江堰内部を歩きます。

つづく。

この旅行記を最初から読む→三国志と世界遺産、パンダのふるさとを巡る成都8日間の旅