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≪中国　上海≫　中国東方航空　フライトキャンセル顛末記７　手配ホテルは相部屋！？

フライトキャンセル顛末記１
フライトキャンセル顛末記２
フライトキャンセル顛末記５
フライトキャンセル顛末記６

航空会社が手配したホテルは、上海浦東空港からバスで15分程度南側へ行った、浦東新区の上海衡山度假村(Hengshan ResortHotel）というホテルでした。



上海では市内中心部に泊まることが多く、このあたりは初めてでした。
楽天トラベルにホテルの情報がありました。
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/19045/19045.html

バスを降りてチェックインをしようとしたところ、ここでさらにびっくりな事態に遭遇しました。

なんと、航空会社が手配したのは一人一部屋ではなく二人一部屋の相部屋で、一人の乗客も、必ず二人一組になってチェックインしなさいという指示でした。

二人連れの客は問題なくチェックインし部屋に移動していきましたが、私を含め一人客はどうしたものかとロビーでしばらく思案が続きました。

中には、ホテルに文句を言う客もいましたが、ホテルとしては航空会社からの指示なので変更はできないとの説明で埒が明きません。

相部屋を受け入れないとチェックインもできないため、あきらめムードになってききました。そうこうしていると、一人客同士が仕方なくパートナーを見つけてチェックインを始めました。
私もたまたま横にいた日本人ビジネスマンの方に話しかけ、その方とチェックインすることとしました。

チェックイン手続きをする際にも、普通は名前や連絡先などを用紙に記入しますが、この時は、そういった記入はなく、その代わりにパスポート（原本）を預けるようにとの指示でした。

おそらくチェックインする人数が多いので時間短縮のための措置と思いますが、これにもかなり驚きました。
パスポートは翌朝無事に戻ってきました。

23時ごろ部屋に入って相部屋になった方と自己紹介などをして過ごしていると、夜食として弁当が配られてきました。食事後はしばらく談笑したのち、2時過ぎに就寝しました。

全く初対面の方と海外のホテルで一晩を過ごすという、かなりありえないシチュエーションでさすがにビビりました。
今回は相部屋になった方がとても良い人で助かりました。

フライトキャンセル顛末記最終回へつづく。