セントレア上空のカミナリ雲の影響で着陸できず、一旦関西空港に寄ったため、定刻より3時間以上遅れて24時頃セントレアに到着しました。
入国審査後、荷物を受け取り、到着ロビーに出ましたが、この時刻では、電車もバスも終わっていて自宅まで帰ることはできません。
フライト遅延に対する対応について、機内では全く説明はなく、乗客の中には、自分で帰宅の方法を確保したり、ホテルを手配している人もいました。
我々は、翌朝の始発電車まで待つつもりで、到着ゲートを出たロビーで待機することにしました。
しばらくすると到着ゲート付近にキャセイパシフィックの係員が来て、乗客に対して説明を始めました。
近寄って確認してみると、キャセイパシフィックCX532の乗客については、フライト遅延保証として、空港隣接のホテル手配かタクシー乗車券を提供してくれるとのこと。
詳しい内容は、エコノミークラスの乗客は、東横インホテル宿泊か、自宅までのタクシーチケット6000円/人のいずれかを選択できるとのこと。
ビジネスクラスの乗客に対しては、コンフォートインホテル宿泊か、タクシーチケット1万円/人。
また、名古屋地区だと名古屋駅までバスで送迎してくれ、そこからタクシーチケットを利用することができるとのことでした(タクシーチケットの金額は、上に書いた条件と同じ)。
今回、我々はビジネスクラス利用でしたので、コンフォートインホテル宿泊(朝食付き)を手配してもらいました。
実はこの時ちょうど中国東方航空のフライトも遅延していて、同時刻にセントレアに到着していました。
東方航空の乗客で、キャセイパシフィックの係員に問い合わせしている人もいましたが、もちろん航空会社が違うので保証はありません。
航空会社によってフライト遅延に対する対応の差を目の当たりにしました。
キャセイパシフィックの対応は、素晴らしかったと思います。
なお、中国東方航空については、フライトキャンセルにあった際の顛末記を記載しています。中国東方航空 フライトキャンセル顛末記1
最初から読む→ビジネスクラスで往くセントレア発香港経由アモイの旅