≪中国 上海≫ 中国東方航空 フライトキャンセル顛末記4 フライトキャンセル決定後の中国入国

フライトキャンセル顛末記1
フライトキャンセル顛末記2

乗り継ぎ便が大幅に遅延したため、中国東方航空から配られた弁当を空港のラウンジで食べていました。

19時を過ぎたころ、ラウンジ内の出発便表示モニターを見ると、名古屋行きのMU2691便がなくなっていることに気づきました。

「あれっ!?」と思い、何が起きているのか確認するために出発搭乗口へ戻りました。

出発搭乗口では、MU2691はDELAYから「CANCELED」の表示に代わっており、フライトがキャンセルになったことを理解しました。




しばらくして説明があり、乗客はこの日、航空会社が用意した上海のホテルに宿泊することになりました。

そして、中国東方航空の係員が乗客の搭乗券の確認を始めました。
上海からの乗客は、係員に引率されてそのまま行ってしまいました。

一方、私は香港からの乗り継ぎであったため、「おまえは乗り継ぎ客なので、ここで待て」との指示がでて30分ぐらいその場で待たされました。

結局、乗り継ぎ客は私だけで、一人取り残された状況になりました。

あとから聞いた話では、中国への入国の仕方の違いで分けられたようです。

上海からの乗客は、出国時に押された出国スタンプが消されて、この日の出国が取り消されて再入国する形になるようでした。

一方、香港からの乗り継ぎ客であった私は、中国には入国も出国もしていないため、普通に中国に入国することになりました。

香港でMU2691便のチェックインができたことが、逆にあだとなってしまったのです。

ここからずっと1人で行動することとなりました。

フライトキャンセル顛末記5へつづく。