≪マレーシア ペナン島 ジョージタウン≫ 市内観光 その5 マスジットカピタンクリン通りで多民族文化を感じる

マスジットカピタンクリン通り周辺は、中国系の観音寺やクー・コンシー(邸公司)、インド系のマハ・マリアマン寺院やカピタン・クリンモスクなどが集まっています。

まずは中国寺院であるクー・コンシーです(1851年建立)。ここは、中国福建省出身のクー(邸)氏が祖先を祀るために建てた霊廟で、ペナンで最も豪華な中国寺院と言われています。
とくに、内部の装飾が非常に豪華で、いたるところに緻密な彫刻が施されていました。




ヒンドゥー寺院であるマハ・マリアマン寺院です(1883年建立)。ここは、リトルインディア内にあり、インド系の移民者が建てたペナン島最古のヒンドゥー寺院とのことです。


ちょうど訪れた時も、多くのインド系の信者の方が礼拝のために集まっており、ものすごく活気がありました。

カピタン・クリンモスクです(1801年建立)。


ここもインド系の富豪が建てたペナン島最古のイスラム教のモスクです。インドのタージマハルを連想させるムガール様式の造りで、黒いドームとその先の尖塔(ミナレット)が特徴的でした。

また、もう1つのモスクがアチェ・モスクです(1808年建立)。こちらはスマトラ島から移住したアラブ人富豪によって建立されたスマトラ様式の造りだそうです。


このエリアを歩くと、ペナンの多民族性を感じることができますね。