≪北京≫ 世界遺産頤和園は西太后が造らせた北京最大の皇族庭園

北京2日目、オプショナルツアーの続きです。

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ホテルニューオータニ長富宮飯店を出発したあとは、北京市北西に位置する世界遺産の頤和園(いわえん)に向かいました。



頤和園は清朝歴代皇帝の庭園で、夏の間離宮(サマーパレス)として使われていたそうです。



頤和園は1750年に清の乾隆帝がその原型を造り、その後西太后の時代に、海軍の経費を流用して大改修させ現在の姿になったとのことで、中国らしく壮大なスケールの庭園です。

10時頃、正門(東宮門)から入場しました。



まず皇帝が執務や居住していた宮殿区と呼ばれるエリアがありました。





皇帝が住んでいただけあって、どの建物も立派な造りで、いかにも中国的な建築物でした。




そのまま進むと、頤和園のシンボルである昆明湖のある湖岸区に出ました。

昆明湖は西太后が造らせた人造湖で、その大きさは220k㎡もあり、これが人造湖かというほどの規模でした。



また、この昆明湖を造るために掘った土砂で、その隣の山(万寿山)が造られたとも言われているそうです。

この昆明湖に沿って、長廊と呼ばれる長さ728mの屋根つきの回廊がありました。





長廊の梁には、風景画や花鳥画のほか、西遊記や三国志の一場面などさまざまな絵が極彩色で描かれており、長い回廊でしたが、絵を眺めながら歩くことができました。



西遊記の一場面です。





三国志の一場面です。



長廊を過ぎると、万寿山区に出ます。



万寿山は標高60mの小高い丘で、頂上には、頤和園のもう一つのシンボルである仏香閣が建っています。



今回時間の関係で万寿山には登りませんでしたが、仏香閣の地下には、元の初代皇帝フビライの皇后の墓があると言われているそうです。

さらに園内を進んでいくと、昆明湖北岸に石で造られた船(清晏舫)が停泊していました。



もちろん動くことはないですが、皇帝権力保持のために造らせたそうで、フランスの遊覧船の外観(車輪)を模しているそうです。

また、昆明湖内の南湖島には、湖岸とを結ぶ長さ150mの十七孔橋と呼ばれる石の橋がかかっていました。

この石橋も中国の庭園にかかる最大規模の石橋とのこと。

ガイドさんの説明を聞きながら1時間程度園内をゆっくりと見学した後は、裏門(北宮門)から退場し、専用車に乗り込みました。





つづく。