≪インドネシア プランバナン≫ プランバナン寺院史跡公園内 セウ寺院では守護神クラベがお出迎え

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プランバナン寺院史跡公園内の最も奥(北側)に位置するセウ寺院(Candi Sewu)に着きました。

セウ寺院の入口には、「クラベ」と呼ばれるユーモラスな体型をした守護神が鎮座していました。
クラベとは巨人を意味するそうで、手には「ゴト」という武器を持って訪問者を出迎えていました。



























プランバナン寺院群は、ヒンドゥー教寺院がメインですが、セウ寺院はボロブドゥール寺院を作ったシャイレンドラ王朝が9世紀に完成させた仏教寺院とのことでした。





















ヒンドゥー寺院と仏教寺院が共存しているところが興味深いですね。

セウ寺院とは「千の寺」を意味するそうです。

セウ寺院に入場しました。

主堂に向かいます。








主堂の外壁にも装飾が施されていましたが、主堂のおすすめは主堂内になります。

主堂内の柱をよく見ると、アラブ調の装飾が施されており、形状も古代ギリシア建築を模して作られたそうで、一見の価値あります。



また、主堂の周囲には249基のペルワラと呼ばれる小祠堂が林立していました。


地震の影響で大部分は倒壊したままでしたが、まさにボロブドゥール寺院のストゥーパのような作りで、当時の隆盛を想像できました。



セウ寺院を見学した後は、昼食をとるため巡回バスに乗って敷地内のレストランへ向かいました。