≪インドネシア プランバナン≫ ロロ・ジョングラン寺院を見学 外壁のレリーフと堂内の神

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プランバナン寺院遺跡公園で最も有名なロロ・ジョングラン寺院(Candi Lolo Jonggrang)を見学しました。



ロロ・ジョングラン寺院は中央に高さ47mのシヴァ堂が、その前後にヴィシュヌ堂とブラフマー堂が並んで建っており、その姿はまさに燃え盛る炎のようでした。



それぞれの堂の外壁には、古代インドの叙事詩ラーマーヤナをモチーフとしたレリーフが無数に施されており、ちょうどボロブドゥール寺院のレリーフを思い出しました。





堂の入口にはカーラと呼ばれる冥界の主のレリーフが施されており、堂の入口を守っているとのことでした。



また、中央に獅子像、左右に天国の樹カルパタールと半人半鳥のキンナラ、キンナリを配したレリーフもあり、これはロロ・ジョングラン寺院で有名なレリーフとのことでしたので、お見逃しなく。



さらに、2016年1月時点では堂の内部にも入ることができました。

堂の内部にはそれぞれの堂の神が祭られていて、シヴァ神は創造と破壊の神、ブラフマー神は祭事や学問を司る神、ヴィシュヌ神は宇宙の維持を司る神とのことでした。

シヴァ神


ヴィシュヌ神


シヴァ堂の前の小堂内部には、シヴァ神の乗り物であるナンディンと呼ばれる聖牛の像もありました。



寺院内は日陰がほとんどないため、暑さ対策を十分に行ってから見学することをお勧めします。